1〜3話まで見ての感想


・・・・・えぇ、感想が定まりません。
1、3話の個人評価は高くありませんし、2話はわりとおもしろかったです。
ぶれぶれですね。
ど迫力の初回。
・・・確かにすごいんだけど、話としてはおもしろくないのです。
いや、もう確かに、あの過去9作のライダーを余すところなく使った、
再利用、再構築はすばらしいものでした。
要所要所のお遊びも抜群だと思うし。キャスルドラゴンにのる、龍騎とか。
いろんなライダーになって、どんどん戦うのも、一気に世界観に引き込まれていくし、理解できるんだけど
・・・・面白いとは思えなかった。

好きな場面をあげるとするならば、なつみくんの「ディケイド・・」っていう表情と声だな。
あの子の演技は抜群だね。なつみくんをおってい行こうという気になった。


あ、そうそう、実は2話目をみるまで、士が「なつみかん!」って言っているのに気づかなくて、
こいつ、無礼な感じなのに、なんでなつみをよぶときは「なつみくん!」なんだろう?
って思っていました。(笑)
その名残で、自分が呼ぶとき、書くときがなつみくんに。




2話目は、アルティメットフォームの使われ方が非常に満足のいくものでした。
ユウスケが雄介と全く違う存在であるという象徴としての使われ方がよくできてました。
あれは、戦うためだけの存在になりうる、私たちに近いヒーローであると。
ユウスケが、雄介と正反対であるというか・・・なんというか表裏というか。
私はユウスケに非常に魅力を感じたし、彼を1年間追ってもおもしろくなりそうだと思った。


その期待を大きく裏切ってくれたのが、3話目。
八代刑事の死だけで、ユウスケはぽーんと、アルティメットフォームをのりこえてしまった。
時間的制約があるということを考えても、薄い。
確かに死というものが人に与える影響は大きいけど、それだけ?と思ってしまった。残念。
八代とユウスケのやりとりがとてもいいだけに、すごくもったいない。過程がすっぽぬけているから。



さらにいってしまば、一番我慢ならないのはグロンギの描き方。
彼らを下等な生物扱いされるのは我慢ならない。
彼らは、殺戮ゲームを文化としてしる種族なのだ。
だから、グロンギになる=怪人化というのは大きな間違いだ。
ガミオという存在もよくわからない。
ガミオ自体はとても、おもしろいキャラクターだと思う。
蘇ってはならない存在。
・・・・グロンギを生み出す神のような存在ということか?
ガスにどういう成分があるかはわかららないが、彼一人いれば、改造することはわけもなくできる。
しかも、どんな人間であろうと戦闘欲がすさまじくレベルアップする。
生きる人間改造機というわけだ。

グロンギは人を殺すことを文化にしており、ゲームが上位レベルに進めば、下位レベルの存在を抹殺するような
種族だ。当然種として繁栄、存続することが難しいというのは、放映当時、以後も指摘されてきたことだ。
が、ガミオが入ってくることでそれが解決する。
彼がリントの集落に現れて、ガスをふりまけば、グロンギとすることができる。
グロンギ文化は消えることもない。
クウガのベルトが、人を生きながらえさせる力があったように、ガミオにもあるならば、彼は不死の存在だろうから、こうやってゲームは永遠に続く。

ただ、今回のディケイドのクウガ世界だと、グロンギ化された人間に、知能、知性があるようには見えなかった。となると、高度なルールをもったゲームをしていくことは難しい。


ということは、ガミオは失敗作なのか?
だから、「蘇ってはいけない存在」なのか?
ガミオをよみがえらせるゲゲルをはじめた、ディケイド世界のグロンギは破滅に侵されていたのだろうか。



と、考えれば考えるほどガミオの存在は興味深いというのに、わずか1話の捨て駒
まぁ、しょうがないのかもしれない、


次回はキバ世界。キバは全く見ていないので、クウガほどストレスがたまらないとは思うけど。
おもしろさとしてはどうかな?でも、カイザでちゃうからな・・・・。
雅人どうしても苦手なんだよなぁ。