絶望の暗雲

まず、ザムシャーの死に深い哀悼の意を表明します。


でもね・・毎回思うけど、光の粒子になって消えたりしちゃいけないと思う。
死はそんなにきれいじゃない。奇跡の一端でもない。
ザムシャーは確かに、メビウスの心の中で生きているかもしれないけど、それは光の粒子が体の中にあるからではなく、
思いを受け継いだだけ。
死をきれいなものにするところだけは、私は納得がいかない。


ザムシャーの登場回は、私はまだそれほどメビウスを真剣に見てなかったので、印象は薄いです。
でも、守るものなんてわかんねぇよ!といって去っていったのは印象的。
その彼が、急に帰ってきて体を張ってフェニックスネストとそこにいるGUYSを守ったのはなぜだろう?
きっと、ヒカリ(当時は・・・ツルギか)に言われた事を反芻していたのだろう。
守る事で強くなれる意味とはなんだろう・・って。
もしかして、ちょこっとつかんでいたから地球に来てくれたのかもしれないなぁ〜。
じゃなかったら、メビウスが死のうが何だろうが知ったこっちゃないわけで。
彼は強いから、きっとエンペラ星人の強さを肌で感じて、絶望とか恐怖とかいろいろあっただろう。
それでも立ち向かって、最後は守ってくれて。
ザムシャーは・・何を感じたんだろうなぁ。
彼はどこの星の人だろう?遠い異星で死んで・・悲しむ人とかいないのかなぁ・。


話は変わりまして、GUYSのみなさんですが、本当にいい表情ですね〜。
フライトモードに映る際の、ちらっとしたシーン。
隊員である事が、自分の中に息づいていて、「GIG」の単語一つとっても、自然で。
いい顔をしているなぁ〜って思いながら見ています。
とくにジョージ隊員。昨日「GIG」の一言は、涙ものでした。
第一声が「グラシアス!」だったりして、妙になじめなかったりしましたが、今は違います。
夢がウルトラマンになることだった、ジョージ隊員のあのシーンの表情とか・・泣かされます。


後、なんだか急に変貌しちゃったのがトリヤマ補佐官(笑)
それで私は想像しちゃってるわけです。
一度窮地に陥ると、補佐官の中のスイッチが入るんですね。
そんですごいやる男に変身するんですよ。
みんなそれを知ってるから、補佐官という地位にいて、マル補佐官秘書もついていってるわけですよ。
昨日なんて、とっさにカコを助けるわ、「気をしっかり持て!」とか叫んでいるし。
世界を見て男が上がったのだろうか・・・というか、やっぱりあれが真の正体に違いない。
一時期、実はトリヤマ補佐官がゾフィーだったらおもしろいなぁ・・・とか思っていたのですが、
それもまぁいいかな〜〜なんて思い始めている今日この頃です(笑)