受け入れられるかどうか。

昨日、祖父の白内障の手術の日だった。
事情により片目だけしかやらん!ということになっていたので、
朝起きて、母親が電話していたから聞いた。
蒼「おかあさん、手術どうだったって?」
母「それがね・・・・手術しなかったんだって・・(もはや笑うしかない)」
蒼「なに〜〜〜〜〜〜!!最後にごねたのか!!」
母「足が痛いって、手術の寸前に飛び起きて・・・動く患者さんは・・今回は無理と・・」


なんということだろう・・・・・。
叔母がほとんど休めない仕事を2週間もかけていっていたというのに・・・・。
まぁ、確かにもう歩けるような脚ではない。
杖を突いてヨロヨロである。
2日ベットに動かさず寝て待機していたから・・しょうがないなぁ・・・。
と叔母はカラカラと笑ったそうだ。
恐らく・・祖父はもう手術はしないだろう。
今回だって5年ぐらいやらない!見えている!といいはっていた。
年寄りの言い訳は巧妙だ。


その後、いろいろ聞くと・・・二人はかなり老いていた。
ちょっと異臭がしているような気がしていたが・・・。
行くたびにどこだろう??ってすごく気になっていた。
それはトイレからだったそうだ。
ちょっとした尿モレ、ひざが痛いので手で支えた時に壁に汚れ・・・。
という感じだったそうだ・・・。


叔母は忙しいから、「もう私が来るのは最後だよ!」といったそうだ。
確かに80近いし、二人ともずいぶん年老いた。
・・・・・・・・・・そして、それを私は受け入れ難い。
大好きな祖父母が年を取っていくのは・・なんとなく受け入れられない。
より頑固になり、より耳が遠くなり、より弱っていく。
毎年夏には必ず遊びに行くたびに・・・何かすごく悲しくなる。


なんか・・・いろいろ聞いて・・・今朝ひどく悲しくなって泣いた。
面接とかあるのに・・・なんか・・もうボロ泣き。
何が特に悲しいのかはわからないんだけど・・・・なんていうか・・・もう。
全てが悲しい・・・・。
春、会えなかったのも悲しい。
これからどんどん老いていくのが悲しい。
そして、近い将来、永遠に別れる日が来るのが悲しい。
本当に・・全てが悲しい。