本の知識を持とう!

新人バイトさんが、スリップをもってやってきました。
「すみません、集英社文庫ってコミックですか?」
スリップの色は・・まちがいなくうちの一般書の色だ。
「いやいや、集英社文庫って普通にこっちにあるし。」
といって、覗き込んだら
瀬戸内寂聴
・・・・・おいっ!むしろその時点で分かれよ!!
「え、集英社文庫あるからね、コーナー。」
といっても、ぴんと来ないままはぁ〜といわれる。
後で、他の人に聞いてみたら彼女は本もマンガも全く読まないんだそうだ。
・・・・・・・・なんで本屋・・・・。
まぁ、私もそんなにいっぱい本読んだりしないですけど
読まなくてもいいから、最低限の本の知識を身につけてほしいと切に願いました。
だって、お客さんの問い合わせに対して
集英社文庫ってなんですか?」
とか・・・・・いわれたら・・・ありえねぇよ・・・。
かくいう、私もコミックがちんぷんかんぷんなので、今日はコミックの見取り図
書いてきました。日曜日はコミックに行くかもしれないから、真面目に
がんばらねばなりません。


暴れん坊本屋さんで、お客さんのいう情報は信用できないね。と書いてありましたが、
まさにそうでした。
今日やってきた年配の女性の方・・メモしてきたのはいいのですが・・・
「何日か前の朝日新聞の広告で『SSE11月号』で、ホットケーキがのってたもの。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?
一同硬直。まず新聞を捜したがなぜか”その日”だけ店にない(T_T)
もう帰ろうとしていた、私を含む数人もさがしにかかる。
社員さんが、本を探しながらふっと
「実録・・暴れん坊本屋さん・・」
とつぶやいていました。


社員さんはでもえらいっす!それで、ESSE11月号を探し出してきたんですから。
ちゃんとホットケーキのってるし。
それで、別の日の新聞のESSE11月号の広告で確認してもらうと
「・・・あら・・違うと思うわ・・。」
・・・・・・・・・・・・・・えぇ〜〜〜〜!!
その後は・・ずっといると帰れなくなるので帰ったのでわかりませんが・・・。
どうなったんだろう・・・・。


まぁ、かく言う私もPHP文庫の棚の見方が分からなくて、
在庫がないのに、ありません!とキッパリ言ってしまった直後に見つけて平謝りしたり、
POSデータにはあるから、という他店の問い合わせに対して
社員さんと確認したけど、ないからありません!とこれまたきっぱり言ったら
5分後平積みになっているのを発見して・・社員さんと穴を掘って隠れたくなったり・・。
いろいろやってます。本屋さんって奥が深いですよ・・・ってか知識不足か・・・。