・・・・だめだなぁ。

私の家の最寄り駅のライバル店の系列本屋でぶらぶらしていた。
レジにいたパートのおばさんに
「新潮選書・・いや新書?はどこですか?」
とこれまたアバウトな問い合わせをしたお客さん発見。
「え?文芸誌ですか?」
選書が分からなかったらしく、とんちんかんな答えを発する店員さん。
「いや、選書・・。新書?」
どっちやねん!とついつっこんでしまった私だが、とりあえずパートさんは小走りに
店内に出て、奥の新書の棚を指して
「新書はあちらです!」
・・・・・・・・・・・・・・・おい!表紙で○○新書ってすぐわかるお講談社
岩波ぐらいだからね、ちゃんと案内しろよ。と思うが、レジに他に人がいないので無理。
お客さんが探していたのは、やはり選書の方だったらしく、
(ちなみに私は新潮新書に用があったので探している横で1冊抜いてみたが、無反応。)
「ねぇじゃねぇか。だめだ、ここは。」
とつぶやいていってしまった。
顧客を失う瞬間を見てしまった。ちなみにその本屋に選書は置いていない。
選書と新書があいまいだった方も悪いが、一言選書は置いてありません!っていわないと。
っていうか
「文芸誌ですか?」
はないだろう・・わからなかったら人を呼べよ・・とひどくシビアに観察した蒼であった。