私の引き出しから、未来へ戻った。

ドラえもん、現声優陣最後の放送。ということで、バイトだったから録画しました。
29日に、ドラえもんをこよなく愛する友達と、しめやかに送るお茶会をする予定です。
20年間、大山ドラえもんと歩き続けて、成長してきたので、
ある日終わりが来るなんて想像もしてませんでした。
いえね、カツオ君の声優さんが亡くなり、ノリスケさんの声も変わって・・・と
サザエさんが変わっていくのを、寂しく思って遠ざかりながら、
「あぁ・・終わらないものはないんだな」
ってわかっていたのに。
信じられなくて、また4月からもあの声でドラえもんはやってくるような気がします。
でも、もうないんですね。映画が作られる事もなくて。
寂しいです。ドラえもんの映画を毎年見に行くのが楽しみでした。
のび太のおばあちゃんは大好きで、でてきてその声を聞くだけで泣けました。
自分がおばあちゃん子だからかな・・おばあちゃんに会いに行く映画はぼろ泣き。
わがままいうちびのび太。私が透けて見えるから泣けるんだよなぁ・・・。
20歳。成人です。子供を卒業したら、ドラえもんも卒業していってしまいました。
私のドラえもんは、引き出しから未来へと、22世紀へと帰ってしまいました。
次に会うのはきっと、別のドラえもん
私が子育てをしながらみせるドラえもん
昔の映画を見せると、こんなのはドラえもんじゃないと子供に言われながら
これがドラえもんなんだよ!と怒れる母親になりたいです。
さよなら、私のドラえもん
未来へと帰っていったドラえもん
22世紀に生まれ変われたら、君に会いたい。
のび太のおばあちゃんにも・・・たくさんのありがとう
愛してます、私のドラえもん