昨日の続き

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)

を昨日、大阪の本屋さんで購入したと書きました。
カバーはチョコレート色の渋くていい感じです。
ただ、1枚紙で上下が折られてなく、少し多きサイズなのでペラい印象があります。


で、この本昨日読み終わりまして。
糸井さんがパソコンがだめだった!という話を読んでびっくり。
糸井さんは新しいものが大好きな人!というこちらのイメージがあったものですから。
でも、そんな苦手意識があるPCから始まるメディアを真剣にうけとめ、
おもしろがっているというのが、糸井さんらしいところなのかなと、大変勉強になります。


ほぼ日刊イトイ新聞の、あれだけの書き手を集めるのは、やはり糸井さんの
人脈が生きている、すばらしいなと思います。
どんな時でも、人脈は生きるのですね。
付き合いの幅を狭める事が多い私には、非常にためになりました。


それから、モノの書き方というのでしょうか。
相手に伝えるために書くというのは、重要な事だと再認識。
私はこのブログを使って、何をしているのかといえば、
やはり、自分の考えを表明していたり、日々の事を書いているわけです。
ただ、その向こうに読み手を意識しているかといえば、それは正直ありません。
今までも”自分”がおもしろいという事を基準にしてきたので
”相手”もおもしろいかどうかは基準にしてきませんでした。
そこは反省させられました。


ほぼ日は素敵なメディアです。この本を読んでいると、よくテレビなどとの
コラボが出てきます。
これが理想という形なのではないか・・・と感じました。
ライブドアとフジテレビの対決を見ていると、
なんだかげっそりとしてしまって、お互いが融合する事はない気がしてた。
相容れないものなのかな・・・なんてね。
でも、この本を読んでテレビとのコラボを見ていると、なるほどな、いいもんだなと。
テレビを逆に取材するなんて面白いじゃないですか!
堀江さんや日枝会長にもぜひ読んで、考えてもらいたいものです。
なにせ、私はこの2社のメディア構想がよくわからないでいるので。