ちびくろサンボはなぜ廃刊になったのか。

最近、復刊されるという事で話題になってますよね。
ちびくろサンボ
私は小さい頃によく読んでもらって、大好きでした。
虎にワシと、動物が出てきたり。みんなが楽しめる絵本だと思っていたので、
廃刊になっていた事すら知りませんでした。
なんと、人種差別があるという事が問題だったとか。
でも、何が差別的だったのかがさっぱりわからなかったのですが、
これまたYUKOさんのHPで説明されていて納得しました。

(抜粋させていただきました
私の子供の頃 この絵本はかなりポピュラーだったと思う 
物語り的にはちっとも差別的ではないと思うこの物語り 
これがどうして差別なのか 我が米黒人夫に聞いてみた 
色々突ついて聞いてみたところ サンボ という言葉がどうもイカンらしいです 
つまり サンボ が ニガーなどと一緒で 黒人を侮蔑するために
長く使われ続けてきた歴史がそこにある
http://d.hatena.ne.jp/yukolovesmusic/20050308 

なんと、サンボ自体が人種差別だったとは・・・。
ちびくろサンボって語呂もいいし、ぴったりの名前だと思っていたので
それ自体が差別的だというのはショックでした。
びっくりです。
確か、お母さんがマンボといったような気がしましたが(お父さんだったかかしら?)
これもその系統でだめなのかしら・・・。
日本では、かわいらしい名前として通ってきたと思うので
差別的と言われても正直面食らってしまうところもあります。
日本では知られてないんだから、そのままでいいよ!ともいえないですしね。
日本に住んでいたり、滞在している方には不愉快かもしれません。
正気に言うと判断がつかないのですが、私個人としては復刊はうれしい事です。
自分に子供が生まれたら読んであげたいですし。いいお話だと思います。
知恵を使って、なんとかしようとするサンボのがんばりは。
内容を基準に評価したらだめかな?とも思ってしまうのですが・・。
サンボの人種差別的面を知らない一日本人の私は、
親しみやすい響きでいいと思ったりもします。難しいですね、差別の問題は。
はっきりと答えは出ませんが、ちびくろサンボの復刊はうれしいです!