電車を降り立つとそこには・・・

最近、だべりって書くとイコール私の愚痴みたいになってきてますが、
今日もちょっとそうだったりする。

私は小学生の頃、今の家に引っ越してきたわけですが、
前に住んでいた所は同じ沿線にあるのです。
なもんで、眼科とかお医者さんはいまだにそっちに行っていたりします。
で、今日はコンタクトを買いに2ヶ月ぶりぐらいに
行ってきたらいろいろ変わっていました。
前から変わってきているとは思っていたけれど、
駅前ががらりと変わっていました。




おそばやさんがなくなっていたり、
よく家族でいったイタリアンレストランがなくなっていたり。




でも、一番悲しいのはそこになにがあったのかわからない時。
確かに、その風景に合ったものが変わっていると
わかっているのに、何が変わったのかわからない・・。




そんな時、残酷だなと思う。
自分から何か、大切なものが奪い去られた気がする。
もう、自分には帰る場所がないような気すらしてしまう。




本当は今住んでいる街のほうが長かったりするのだけれど、
でも、心の故郷みたいな、望郷の念を感じるのはいつも、向こう。
なぜか向こう。
そして、寂しくなる。
次に行く時もまた変わっているんだなって。
前住んでいた家に、誰かの洗濯物が干してあった時の傷みや、
道路が広くなるために、何かが削られてしまっていて
自分の身を抉られた様な気になったり。
なんだか、帰る場所をなくした気がしてしまったのでした。