心からの言葉

来てしまいましたね。最終回。弟と、こうやって並んでみるのも最後になりました。彼は明日独り立ちです。
ま、それはともかく。
今日の感想を書いて見たいと思います。(もう1回見たいんだけど、弟のDVDのため、すでに荷物の中にいれられました。)


正直、若干消化不良です。最後の最後に、つめこみすぎたのでは?という印象。
リュウさんのヒカリとしての復活は・・・まさか冒頭に来るとも思わず、セリザワ隊長が全く出てこないのも残念。
ヒカリはセリザワを通して、リュウに「メビウスと地球を頼む。」というシーンがあるべきなのでは・・と思いました。


トリヤマ補佐官のあの男気に3週間泣きっぱなしです。あんなにかっこいいなんて・・・。
とうとうOPのように補佐官が「GUYS SALLY GO!!」というのを見られなかったのが、心残りです。
マルさんも、ミサキさんも、希望を捨てずにいる強い人でした。プロですね、この姿が。


んでもって、ウルトラ兄弟。レオと80にだって語る言葉はあったのでは・・と思います。
まぁ・・複線があったのは4人だけ。後、アストラ。せっかくでてきたのだから、もっと映って欲しかったなぁ。
ユリアンは・・どうして出てこれないんでしょう・・。兄弟じゃないからか・・・。
ここでも、ひっぱりますが、リュウに語りかけるのは・・・やっぱりセリザワ隊長であって欲しい。
ヒカリの存在感ほとんどないじゃないですか、最終回。すごく残念。


あぁ、そう。GUYS CREWがメビウスになる。ゾフィーとサコミズが一体化する。
不思議ですよね。平成三部作の流れなら、人が光になるって感じで、不思議でもなんでもないんだけど、
メビウスゾフィーもM78星雲の宇宙人。命をわけあたえることができる、不思議な宇宙人ではあるけれど、
あぁいう一体化もできるとは・・・。絆は何もかもを越えてしまうのでしょうか。
これが昭和を平成で料理する・・ということなのか、平成も昭和の延長線上にあるという答えなのか・・・。
私にはよくわかりません。
でも、この描き方は・・・う〜ん、メビウスは偉大だな・・と思わせられました。


ただ、エンペラ星人、あっさりと「絆に負けたのだ!」とかいいますが、ダメでしょう、いっちゃ。
メフィラス星人じゃあるまいし!!エンペラ星人、なんかセリフがうわんうわんしていて、聞き取りづらかったです。
ウルトラの父も、あんな禅問答みたいなのも・・・ちょっとなぁ・・・。
それに・・う〜ん、光があるから闇があるんだ、というぐらいなら、メビウスたちだって受け入れるべきなのでは?
エンペラ星人、光になっていくオチ。コスモスっぽい・・・。
後、もう一つ。ジョージ、夢が叶ってよかったね(*^_^*)


ラスト、一番残念だ!って思ったのは、カコに、ファントン星人に全くお礼を言ってないこと!
そりゃ、ゾフィーや、ミライとの別れの方で盛り上がるわけですが、ものすごい危険を冒してきてくれた彼らに、
なぜ誰も地球を代表してお礼を言わないんだろう。ザムシャーに至っては死んでるんですよ。弔ってあげなくては!
カコやファントン星人は、恩を返しに来てくれた。
絆を大切に、と描くのなら、なぜそこを描かなかったのだろう。


ラスト、みんなの未来が見えたらな〜って思ったら、そのとおりEDで流れたのでよかったです。
でも、補佐官と補佐官秘書、隊長と総監代行には未来がなかったんですが・・・なぜ?知りたいのは私だけ?
最後が写真落ちで、「おぉ〜ティガだ〜!」と思ったけど、ちょっと違うんだろうな、と今は思う。
青春の1ページ、という切り取り方としては、同じ意味合いがあるんだろうけど、
宇宙人と人間、本当の友情の仲で切り取られた1枚というのは、とても意義ある1枚だと思う。
みんなが幸せそうに笑っていて、本当によかったと思えるラストでした。


さて、なんかいろいろ、不満も満足もごちゃごちゃです。いずれ、ちゃんとサイトのほうにアップしようと思います。
でも今は、ただ。
ウルトラマンメビウス』にありがとう。
どんどん輝いていくキャストのみなさん、ありがとう。
すばらしい映像とメッセージを作ってくれた、監督・脚本家、現場のたくさんのスタッフの方々ありがとう。
本当に1年間ありがとうございました。