1st制覇

今日は、ゼミに出た後は、21〜26話、つまりラストまで全部見終える。
(いっぺんに見終えてたため、何がどの話しかはちょっとあやふやではあります・・・)
タチコマに泣かされる。
図書館のビデオブースにいたため、しかも場所が頻繁に人が通る通路の真ん中の席だったため
ハンカチで目頭を押さえながらも、涙が止まらない。
死を前に、穏やかに愛を告げるキャラには弱い。(愛といっても、限定的な愛というわけではなく。)
ヘルパーとして働くタチコマ。無邪気に誰もに愛を注げる存在である事。
なんとも違和感があるようなないようなだが、やがてあんなヘルパーロボットが必要とされる時代が来るだろう。


バトーと草薙の関係は、私にとってはうらやましい関係だ。
ベタベタせず、バトーはそりゃまちがいなく「素子〜!」っていうぐらいだから、愛しているんだろうけど
一線はどんな時も越さないし。
逆に草薙はどうなんだろうね。信頼しているんだろうけど、あの人の考えている事はわからない。
わからないけど、時計を手渡してくれる時に素直に弱さを認めるところとか、バトーにもらすところがいいのだな。
そういうパートナーシップが組めるほど、私は成熟していないので・・無理だろうけど。
しかし、21話「置き去りの軌跡 ERASER 」の憤怒の形相の草薙は怖かったなぁ。
「サイトウーーーーーーー!!そいつをよこせ!!!!!」
っていわれたら、もう敵味方ともに硬直しそうです。でも、あれだけの迫力を出せる人間にも憧れがあります。


海坊主、もプロに徹していて見ていて嫌にならない。
介入班は反吐が出るほどムカつく存在だけど、海坊主はあれもまたプロの一つの形なのだ、ということがわかる。
ぜひ・・・9課と全面的に激突していただきたい、と思う。(たぶん、2ndにはないと思う。)
司令官の男は、見た感じすごく嫌な男だって言うのに、やっていることはそんなにまちがっていない。
まぁ・・イシカワをあんなに痛めつけるのは許せないがな。


見ていると癒されるのは、「ぶれない心」があるからだと思うのだ、攻殻には。
自分が信じているもの、信じるに足るもの、それを確信して行動に移す。
そういうチームだから、かもしれない。そういうところで生きて生きたいのかもしれない私は。
でも甘えられないから、放り込まれても生きて生けないだろう。むしろ、草薙にはとってももらえないだろう。
荒巻が、即座にシナリオを作り変えてもそこに疑いも持たずに行動を起こす9課。
一人になっても、行動するために動き続けるトグサ。


ゼミ友が「難しいから、2度は見ないと!」といっていた意味がわかる。
社会人になったら、DVDコレクションを開始しなくてはな。
今でもわからないところとか割りにあるしな。あっという間に忘れてしまうところも。
それだけでなく癒される存在があるのを、そういう出会いを私は感謝しなくては。