記憶の上書き

本日の鑑賞17話〜20話。


宗教的な理由以外は、電脳化している世界。
だから、父親の記憶を上書きできたり、記憶を操作したり、ゴーストハックしたりできる。
そういうことができるというのは、どういう感じなんだろう。
わかりもしないことなので、想像するしかないけれど。
その世界では「ゴースト」が本当に自分のゴーストなのか・・という「私探し」が進んだりしないのだろうか。
それとも、自分が自分であるという確固たる自信には価値がないのだろうか。
笑い男が、紙媒体にしか価値を見出さないのではないか、というトグサの言葉が気にかかる。
私はこれを書くだけ書いたら、後は忘れてしまう事が多い。
後で、書籍化したりしているが・・それが自分が本当に書いたかどうかは・・もう定かではない。
誰かが書き直したり、削除していてももうわからない。
少しずつ、攻殻の世界に近づいている世界を感じる。(まだまだだとは思うけど。)


もしかすると、機械化が進めば進むほど・・人は内的には深くなるのかもしれない。
今は想像できないような問が・・次々と発見されるだろうから。
その時代まで生きていないことを喜ぶべきなのか、残念に思うべきなのかは・・判断がつかない。