とはいえ、うらみぶしだわな。

自分の言葉で、素直に話せ!というふうにいわれ続け、もちろん就活マニュアルにも書いてあったものの。
あれは、建前であり、嘘であったなぁ〜というかんじ。
もちろん、企業も欲しい人材を見極めるための場であってボランティアではないので、ある程度は飾らねばなるまい。
でも、10ヶ月ぐらいず〜〜っと就活をしてきたわけだけど、二度とはやりたくないものだなぁ。
もちろん、連戦連勝であったり、自分をよく見せることに生きがいを感じる人にとっては楽しい場であると思う。
後、いろんな大人に会える!とかって言う人もいる。
でも、私は嫌。二度とやるまい。(いや、もし再チャレンジできますが?といわれたら、だけど。)


思っても見ないことを、もうそれは爽やかにニコニコして、的確な言葉を選んで、相手を喜ばせるんだもの。
グループワーク、グループディスカッションもそうで、みんなでわきあいあい、楽しく!っていうのをやりつつ
実は「あんまり話せてないなぁ」とか腹の中で全然違うことを考えるのだ。
「もっと話さないと!」とかね。


就職活動は、だましあいだよ。まちがいなく。
「何も隠さずお話しします」を、誰が信じる?
面接でニコニコしゃべっている学生の姿を鵜呑みになんてするわけでもなく、何を考えているんだろう面接官は。


覚悟も足りない、準備不足だといわれればそれは否定できないけど。
私はやっぱり、思っても見ないことをいい続けるのはつらかった。
座右の銘?尊敬する人?10年後やってみたいこと?
ないものはないし、わからないものはわからない。
それでも、その場でそれらしくいわねばならない。
大体・・大学生は座右の銘なんてもっているのか??持っている人はいるかもしれないけど、どうなんだろう?
面接ですらすらとよどみなく話す・・人たちを見て私が思ったことは、気味が悪いの一言だった。
ちゃんと準備して「自分の言葉風に」はなしてるんだろから。すごいの一言。
気味が悪いんだけれども、私にはない覚悟があるのだろうと思い、ある種・・感動ものだった。


決まった会社には不満は全然ないし、自分のやりたかった事の一端には関わっている仕事だから、満足している。
1次面接の時も、グループディスカッションのときも、最終面接の時も、一番思ったことを言えて、いい手ごたえだったから。
それはそれで、マッチングしたんだろうと思う。
でも、正直者が決して得をするわけではない、就職活動には・・・納得がいかないことばかり。
甘いのかな?夢見がち?理想主義者?


そういえば、不思議な事にアルバイトしているときも思ってもいないことをいわねばならぬ時がある。
お客さんに合わせてだ。
それには、不思議と疑問がなかったなぁ。お金をもらっているからかな??
お客さんって認識していたのと、きっと私が受身だからだろう。
面接の時も、最初は面接官を客だと思い込もうとしたけど、無理だったわ・・・orz
自分を売り込むのも気持ち悪かったしなぁ・・・・(^_^;)


結局・・・社会の一端を見たときに、反発している私は青い!ってことなんでしょうけど。