バカの壁を読み終えて一夜・・

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

うん・・非常に考えさせられたな。
私の"バカの壁"vs someone's”バカの壁”の争いは絶えないわけです。
何せ、うちは父と母と私が養老さんの『バカの壁』を読んだわけですが、
理解の仕方にその濃度が全然違うんだもん(^_^;)
家族でお互いこうなんだから、赤の他人とはほぼ期待できないなと。
でも、それで「どうせ、わかりあえないんだからいいじゃん!」
って投げやりになるのと
「なんでわかんねぇんだよ、ばかじゃねぇの、こいつ?」
って誹謗中傷するの、どっちも非常によろしくないよねぇ。
この誹謗中傷のどんどんすごくなっていったのが、戦争って考えるのは安易?
私はそんなもんじゃないかと思う。
すっごい平たくして、すごいレベル下げる。
むしろ、「ばかじゃねぇの?だったらいなくなれよ、死んじまえ!」
がテロとなるのかしらね〜。
こうなると、世の中正論がないって事になる。
すごい難しいなぁ。
というか、養老さんの言うとおりに考えると・・人間ってわかりあえないってこと?
と悩んでいたら、こちらのページで詳説明されていました!!
すごいです!
こんなに簡潔にまとめられていて、非常に参考になります
ありがたい限りです。

http://d.hatena.ne.jp/mi-san2004/20050221



・・というか、私がここで読んで感想書いてるといえども・・・
たぶんこれ、内容とは全然関係なくなってるなぁ・・。
バカの壁』理解してないって事かしら・・・。
もしかして、私の”バカの壁”を通るとこういう解釈って事か・・・。
でも、私はわかりあえないことを前提に、決して誹謗中傷しないことを誓います!!
誹謗中傷って楽だもんね、考えないですぐ罵れば済むだけだし。
こうで、こうでこう思うんです〜って説明するの労力いるもの。
疲れちゃいますもんね。
だが、それを疎かにするから、大変なんですよね〜。
ネットの世界だと特にそうだろうし。
というか、人の基準で誹謗中傷も変わるのかな?批判でも誹謗中傷だと思われる?
そうなると・・批判とかできなくなるのだろうか・・それは変だよなぁ。
批判するなら批判されるリスクは負え!でも、誹謗中傷とは戦え!
って事だろうか・・・。
というより、日頃の文章センスと生き方が問われるのかな。


いや〜それにしても教育が「共通了解」を育むためだったとは・・・。
だからそれが硬直すると画一化なのかな。難しい・・・。
いやいや、それがわかれば、誰も苦労してないのか。
となると、今の「個性化」教育を受けている世代や、私のようにちょっとかぶった世代は
これからどう成長していくんだろう・・・。
大きな弊害が出るのか、弊害ではなくよい方に出るのか・・・。
予測はつかないだけに、怖いが面白い。