愛すべきゴジラが

まだ再度見に行ってないですが、ゴジラについて毎日新聞の投書欄に
ゴジラについての当初があるのを発見。
50代の男性の方です。
よかったら、チェックしてみてください
以下抜粋してみます。(私がおぉ〜って思ったところですけど)

タイトル:しかしゴジラは永遠である
「・・ゴジラはその生い立ちからして明快な主張を持っていた。
その点今回の作品はゲーム的な軽い作品で本来の哲学思想が全く無く、
歴代映画の中でもワーストの部類に属する。
これを最終作とは全く認められない。
しかしゴジラは永遠であり、ゴジラは明日もほえ続ける。
この地球上に核が存在する限り。
ありがとう、ゴジラ!」

うなずけるところと、うなずけないところありです。
この方は、「ゴジラには思想がある派」の方ですね。
私も半分はこちら側に属してます。
核の申し子ゴジラは日本の常識にすべきだ!ぐらいに思ってますので。
哲学かどうかはわからないけど、ゴジラには確固たる主張があって
作られたんですよね。
だから、その点は私も「ゴジラには思想がある派」については支持します!


この方が他に、どんな作品をワーストに入れているのかはわからないんですが、思想の無いゴジラは過去の作品の中にてんこ盛りです。
高度経済成長時代のゴジラなんて、飛ぶわ、「シェーッ」をするは・・・。
核なんてもうどっかにいってました。
公害の怪獣なんてのもでてきたけれど、むしろ怪獣達のバトル優先。
結局、84年に復活したとしても核はミサイルなどの物理的な
脅威でしか描けなくなってしまった。
もはや、核ではゴジラを描けないんだと思うのです。
核よりも、正直テロのほうが怖かったりするのは私だけじゃないでしょう。
バイオテロなんてもっと怖いです。


ゴジラは永遠だという、この方の意見には大賛成なので、
次のゴジラはこう現れたらいいんじゃないかなというのを、考えてみました。
ゴジラは人の手によって生み出された、いわば被害者。
でも、今は核実験よりも遺伝子組み換えとかのバイオレベルの方が怖い。
過去のゴジラを踏まえてつくるのであれば、
その細胞を使って、兵器としてのゴジラを生み出そうとした・・。
ってのはどうでしょう。


東宝のプールがなくなろうとも、ゴジラは不滅です。
また帰ってくるって信じてる。
いっそ・・東宝に就職しようかしら・・。
などと、ハードルの高いことを考えながら。
やっぱり、ゴジラっていろんな人に愛されてるなって、うれしくなった☆