今更だけど、ベストセラーを
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
- メディア: 新書
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を父が借りてきていたので、また借りして読んでみた。
最初の脳の係数の話と、最後の一元論、二元論のところぐらいしかわからなかった・・。
万物の流転とか・・難しいなぁ。
みんなこれかって読んでたわけだけど、理解できたのかな?
と余計なお世話をまず読み終わって思った。
いやいや・・・でも私が私の"バカの壁"を通して解釈したものをまとめてみると、
「人はみな、自分の一元論を持っている="バカの壁"」
ってことでしょうか。
だからこそ、お互い分かり合えない。
分かり合おうと画策した結果が、宗教である。
なるほど。
なるほどである。そういわれればそうだと思う。
アメリカの一元論vsイスラムの一元論
理解できないないのだから、押し付けあうしかないのだ、
なるほど。
なるほどである。
そこは実は結構前から、そうなんじゃないかな〜とか思っていたのだけれど、
いざそれを個人のレベル=私に置き換えた事がなかったなぁ〜。
私はこの本を読んでかなり、強固な一元論保持者だと気づかされてしまったよ。
いや、だからこそ、一昨日のような醜態をさらすわけで。
自分の考えを信じ込んで、先鋭化する傾向がある。
y=ax。
「私の考え以外の事柄」=xに対して、「私の反応」=-a。しかもかなり規模の大きいa。
そういうことなんだなと、実は前にも問題を起こした事があった。
私の大好きなヴォーカル・グループ「VOX-Ⅳ」がとある子供番組に出た時。
オフィシャルサイトの掲示板に、かなり悪意のある投稿があった。
逆上して、即座に応酬。それからは・・想像してもらえばわかると思う。
良心的なファンの人たちは、ぐっとこらえていた。
でも、私がそのたがをはずしてしまったのだ。
恐らく、悪意ある書き込みをした人は二度とそのサイトを訪れる事はなかったと思う。
書いてから数時間して、冷静になって掲示板に戻ると、えらいことになっていた。
3日ほどで収束した、私を含め応酬した人が誤るという形で。
今回理論的に、自分の"バカの壁"を分析し、100%一元論保持者の蒼を卒業すべく
『一呼吸おいて』
を今年の更なるテーマにしようと思う。血が上ると120%一元論保持者として
全くお話にならなくなるので。
「バカの壁」は全くためになる本だった・・・。
他の養老さんの本も読んだ方がいいかな。
ちなみに、
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/20
- メディア: 単行本
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- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/31
- メディア: 単行本
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お店でも役に立つし、勝手に先鋭化する割には、くよくよする人間なので
上の2冊は非常にためになる本です。