Sh15uyaを見ながら

なぜか、かなり私のつぼにはまっているSh15uya
ギャング・グループのなんとも形容できない、ダルさ加減にバイト先の
特撮仲間は怒っていたけど、なんかおもしろい。
エマのマージ後の衣装がたまにすごく安っぽく映っちゃったりしているけど
なんか、それも含めておもしろい。
で、私は全然あんな15歳ではなかったし、キレる17歳の時も案外穏やかに
すごしてしまったので。
ちょっと、楽しそうな気がしてしまう。
たぶん、私がすごした15歳という1年間と、彼らシブヤのフィフティーンズと
の密度の違いにうらやましいのか、なんか、ケンカするのが面白いのか。
そういえば、15歳の頃梅沢春人の「BΦY」が好きだったなぁ。

B〓y―HareluyaII (9) (ジャンプ・コミックス)

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↑こんなの。ロックとケンカと友情。
私のなんか、日常に対するつまんなさを、こっちで発散していたのかも。
17歳の時はスラムダンク
SLAM DUNK 完全版 6 (ジャンプコミックス デラックス)

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完全版を買い集めて、共に泣き、笑う。ちょっと遅れたファンとなる。

で、何が言いたいのかというと、Sh15uyaは特撮分類だけど
与えてくれるものが違うと思うのだ。
希望とか、仲間とか、そんなにおいはしない。
檻の中で満足しているのか、飛び出していこうとするのか?
檻の中じゃ無法もルールで、それに満足できないとヨジレてしまうのかも。
というか、人を殺そうとするとロック・オンされるってのが
たぶん大人のにおいを感じる。
檻の中で粋がってくれる分にはいいんだよ、でもね、って感じ。
リュウゴと携帯でtalkingしていたのは・・ケンゴか?
と思い始めると、気になり始める。
15歳を15歳のまま扱ってくれる大人こそが敵?とかね。

私はもう、「悩めるフィフティーンズ」(byアサギ)から5年も年をとり
どうあがいても、その「わかるぜ、お前らの気持ち」系の年となり、
それが嫌で嫌でしょうがないけど、もうボーダーラインを超えている。
自分が自分をやり直しても、絶対に重ならない道だとわかっているから
Sh15uyaは私を呼ぶのかなぁと。
来週友達とカラオケに渋谷にいくのだけれど、なんかふと空を見上げて
飛行船がいないか確かめてしまいそう・・・。