最後に、今日はこの歌を歌いませんか?



「祈りを捧げよう 世界が終わる前に
 大事な人がもう争わないですむように」



「祈りを捧げよう 世界が愛に満ちて
 未来で誰ひとり傷つかないですむように」


作詞:海老根祐子 作・編曲:辻 陽
歌:神崎優衣(杉山彩乃





これは仮面ライダー龍騎の神崎優衣のキャラクターソングです。
彼女はとても心の優しい女の子でした。
終わらぬライダーの戦いに、自分のために狂気に走る兄に
彼女は涙を流し、最後は消えてしまった女の子です。
自分よりも、誰かのために生きていった女の子でした。





でも、今日は龍騎の話はしません。
この歌の意味はわかってもらえるんじゃないでしょうか?
だって、今日は「9.11」です。
3年前にあまりにすさまじい出来事に私は、
「これって映画?」
ととぼけたことを聞いてしまったぐらい。
信じられませんでした。
そして、何よりも悲しいことは3年経っても何も変わってないことです。
いや、もっとひどくなってるかな?
きっと3年前よりひどくなってるのかしれない。
アメリカ、アフガニスタン、スペイン、ロシア、シンガポール・・・・
あぁ、もっといっぱいあるよね。

日本でも、イスラム系の人への差別が色濃くなっていく。
韓国・北朝鮮、中国の人への差別という恥の歴史の上に
これこそたぶん、恥の上塗りというんでしょう。




どうかこの歌詞のとおりになりますように。



「澄んだその心に 憎しみを刻んでいかないで」